- 冬にオーロラ撮影すると、寒さでカメラが壊れそう...
- レンズの結露がこわいんだけど、なにか対策できない?
今回はこのような方に向けた記事です。
どうもこんにちは、ひびきです。
「オーロラを見る」という目標に向けて、Webライターでお金を貯めたり、英語の勉強したりしてます。
前回の記事では「オーロラ撮影するときに必要なカメラ設定」についてお話したんですが
»オーロラを撮影するときのカメラ設定!【ピントの合わせ方も紹介】
そのときにふと思ったのが、「寒さでカメラ壊れないかな?」ということ。
カメラが結露したり凍ったりすると、せっかくのオーロラ撮影ができなくなります。
きっとおなじように、カメラの寒さ対策について知りたい人は多いはず。
ということで今回の記事では「カメラの結露対策」についてまとめました。
オーロラ撮影するときの結露対策
冬のオーロラ撮影はマイナス20度や30度の世界。日本での撮影とワケがちがうので、カメラの結露対策が必要です。
ジップロックで結露を防ぐ
超寒い屋外でつかったカメラをそのまま暖かい部屋に入れると、レンズが結露します。
冷たいカメラが周りの空気を冷やしてしまうからですね。
そのため屋内に入るときは「カメラをジップロックに入れる」対策をしましょう。
密封することで急激な気温差をゆるめることができます。
ジップロックに入れたカメラを、さらにカバンに入れておくといいかもです。
- まずはちょっとだけ暖かい玄関
- そのあとに暖房の効いた部屋のなかへ
というように、置き場所を少しずつ変えていくのもいいですね。
撮ったオーロラをはやく見たい!という気持ちが出ると思いますが、グッと堪えましょう。
部屋に戻ってすぐにカメラを出すと、結露してカメラが壊れます。
保湿剤とタオルをつかう
ジップロックにカメラを入れるとき
- 防湿剤を入れておく
- カメラをタオルで包んでおく
というのも手です。
そもそもが大きなカメラをタオルで包むので、ジップロックもそれなりに大きなものでないといけません。
この大きさならなんとかいけそうです。
で、それに防湿剤も入れておけばより安心できます。
カバーで保温する
カメラをなるべく冷やさないというのは
- 結露対策になる
- カメラの故障を防ぐ
- バッテリー消耗をゆるくする
などのメリットがあります。
既製品の防寒カバーだとこんな感じ。
とはいえこれでは「液晶モニターでカメラ設定をするときに不便」というデメリットがあります。
そこで「ネックウォーマーをカメラに巻く」のがいいかもです。たとえばこんな感じ。
ズレ防止のためにはウォーマーの口を紐で締められるものがいいですね。
こうすれば液晶モニターは自由につかえるし、ボタンの押し間違えもなさそう。
ウォーマーにカイロを取り付ける工夫ができれば、なおよし。
バッテリー消耗が激しい
あと極寒の地ではカメラのバッテリー消耗が激しくなります。下記の対策をしましょう。
- 予備バッテリーを用意する
- バッテリーをポケットで温める
ひとつ目の対策は、撮影しないときにはバッテリーをカメラから抜いてポケットの中で温めることです。
そうすることでバッテリーの温度が上がり、寒さによる消耗を抑えることができます。
冷たくなったカメラにバッテリーを差し込んでもバッテリー消耗が起こるので、ひとつ前のパラグラフでお話したカメラ本体の保温対策もお忘れなく。
ふたつ目の対策は、予備バッテリーを持参することです。
ひとつ目の対策でバッテリーをいくら温めておいても、通常よりもバッテリー消耗は早いです。なので予備バッテリーをもっておきましょう。
予備バッテリーはポケットで温めているものとは別に、タオルに巻いてカバンのなかでカイロで温めておくといいですね。
あると便利なグッズ
前半パートでは、お金をかけないでできる結露対策をお話しました。
後半パートでは、ちょっとだけお金はかかるけれども、実践しておきたい結露対策について解説します。
レンズフードをつかう
極寒の地で撮影をする場合、カメラレンズやファインダーに息がかかると凍ってしまうことがあります。
呼吸するときに出る湿気が機材について凍結してしまうからですね。
そこでおすすめなのが「レンズフード」です。自分の息でカメラが凍結するなんていう不本意な状況を避けることができます。
レンズヒーターをつかう
レンズの結露や凍結を防ぐには「レンズヒーター」もおすすめ。
- USB式の充電
- マジックテープでの貼り付け
こんな特徴があるので、使い勝手がよさそうです。
モバイルバッテリーは別売りなので、気をつけてください。
というわけで、今回はオーロラ撮影するときのカメラ結露対策についてでした。
ほいじゃあね٩( ᐛ )و