この記事で解決できること
- Webライターはオワコンって聞くけど、なにが理由なの?
- オワコンなら将来性はないの?
- 生き抜くにはどんなスキルを身につけたらいい?

副業のなかでもWebライターは手軽に始めやすい仕事なので、競合ライターはとても多いのが実情です。
だから上記の不安や悩みを抱えている人は多いですね。
そこで本記事では下記をまとめました。
本記事の内容
- Webライターがオワコンと言われる理由と、オワコンになる人の特徴
- Webライターの将来性と需要
- いつでも必要とされるWebライターになる方法
この記事を読み終えるころには、Webライターを安心して始めたり、続けられるはず。
Webライターがオワコンと言われる理由5つ

オワコンと言われる理由5つ
- 始めた当初は収入が低い
- ライターの数が飽和している
- SNS検索が増えてきている
- 動画・音声コンテンツがブーム
- AIがライターの仕事を奪うかもしれない
それぞれ解説していきます。
始めた当初は収入が低い
Webライターを始めたばかりの段階では収入が低い傾向にあります。
たとえば文字単価1円・3000文字の案件を書くとしましょう。ライター初心者だと6時間くらいかかるはず。時給換算すると500円です。

アルバイトよりも少ない!
全国でもっとも少ない最低賃金が853円なので、割に合わないと感じる人が多いのでしょうね。

とはいえ実績を重ねれば、文字単価はあがるし、執筆スピードも早くなるので時給単価はあがります。
ライターの数が飽和している
Webライターの数が飽和状態にあり、競争が激しくなっていることも理由のひとつです。
正確な数の把握はむずかしいですが、たとえばこちらのデータをみてください。


クラウドワークスの登録ワーカー数は増加し、Web・外注領域の売上が伸びていることから、Webライターの数が増加していることが分かります。
つまりwebライターの数が多くなり、競争が激しくなってるということ。
案件によっては単価が低いライターをあえて選んでるものもあるので、初心者の方がいきなり高収入案件をゲットするのはむずかしいでしょう。

最初の実績づくりが肝心なんだね!
SNS検索が増えてきている
これまで調べたいことがあれば、Googleなどインターネット検索が主流でした。
でも近年では、SNS検索が増えています。


今どきの人はSNSでリアルの声を求めてるんです
たとえばある商品を買おうか迷ってるので、それについて調べるとしましょう。
企業サイトとSNSの特徴
- 企業サイト→自社の良い情報ばかり
- SNS→個人が発信しており、本音で溢れてる
SNSでは良い情報も悪い情報も、ユーザーのありのままの感想で溢れてます。
さらに特定トピックに対して短文で発信されてるので、とても手軽です。
こんな感じでSNS検索が当たり前の社会になってきてるので、Webライターの将来性が不安視されてます。
動画・音声コンテンツがブーム
近年、動画・音声コンテンツが注目を集めており、YouTubeやPodcastなどのプラットフォームが人気です。理由は下記のとおり。
人気の理由
- 動画 → 知りたい内容をイメージしやすい
- 音声 → 他のことをしながらでもインプットできる
たとえばオリラジのあっちゃんがしてる「中田敦彦のYouTube大学」では、楽しく教養を身につけることができます。

芸人ほど面白く解説してくれる先生はいないですよね!
歴史や経済など難しいことを勉強するときは、文字コンテンツよりも映像のほうが有利なのは間違いありません。
AIがライターの仕事を奪うかもしれない
AIの進化が進んでおり、Webライターの仕事がAIに置き換えられる可能性があります。

AIは人工知能プログラムのことです。
いよいよAIが文章を書いてくれる時代です。 Catchyなどのツールを試しましたが、驚きのクオリティ! まだそのまま使えるレベルではありませんが、そのまま使える文章になればWebライターの仕事は無くなりますね。 これからのWebライターの仕事はAIが書いた文章をリライトするのがメインになるかも。
— リュウ@副業ライター|プログラマー (@ryu__silver) December 25, 2022
たとえば「ChatGPT」というAIライティングツールが有名ですね。
AIのライティングスキルは年々進化していて、いまでは簡単なニュース記事や商品紹介記事が秒でできる時代です。
しかもAIが書いた記事が検索上位に入るほど、精巧な内容。
»AIによって書かれたブログが数万人を騙し、ブログランキング1位に(外部リンク)
このようにAIの進化によって、Webライターの仕事が置き換えられる可能性があります。
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AIがWebライターの仕事を奪うって本当?おすすめAIツールも紹介
将来オワコンになるWebライターの特徴

「ネットビジネス=サクッと稼げる」というイメージを持ってるなら、Webライターはたしかにオワコンかもしれません
本チャプターでは、将来オワコンになるWebライターの特徴を紹介します。
視野が狭い
視野が狭いWebライターは時代の変化についていけず、需要が低下するかもしれません。
「視野が狭い=ジャンルを固執してる」といえます。
たしかに専門分野を持つことは大切なことです。とはいえリスクもあります。
- 時代が変わると得意だったジャンルの需要がなくなるかもしれない
- 新しいトレンドが生まれると、それに関するコンテンツが求められる
投資の世界には「一つのカゴに卵を盛るな」という名言があります。

「分散投資でリスクを減らせ」という意味です。
得意分野を持ちつつも、リスク回避のため、新しくあなたが興味を持てる分野や強化したい分野を開拓していくことが大切です。
スキルアップを怠ける
「スキルアップを怠り、ニーズに対応できない」というのもオワコンの始まりです。
Webライターに必須のスキルはライティングスキルですが、その他にも下記があります。
- SEOスキル
- 画像編集スキル
- WordPressスキル
文章を書くだけではあなたの存在はAIはもちろん、競合ライターの中にも埋もれてしまいます。
でも新しいスキルを身につけると、クライアントにアピールできる材料になるでしょう。

スキルがあれば単価もアップします!
Webライターに将来性がある理由6つ

将来性がある理由6つ
- Webライターに年齢は関係ない
- ネット広告市場は拡大している
- 動画・音声コンテンツとはユーザー層が違う
- Webライターの案件はなくならない
- AIライティングの表現力は人間に勝てない
- Webライターの数が飽和してる理由は、未経験者が増えてるだけ
それぞれ解説します。
Webライターに年齢は関係ない
Webライターは年齢に関係なく活躍できる仕事です。
Webライターの仕事は、筆者の文章力や知識、経験によって評価されるため、年齢による制限はありません。
たとえばこちらの方は50代からWebライターに挑戦してます。
50代でブログ始めて→webライターもチャレンジ
— Olive:50代主婦ブログ2年目突入 (@olivefiftythree) May 4, 2022
クライアントさんとはChatworkやSlackを使ってやりとり
すべて未経験なこと!
50代でも60代でもまだまだ何でもチャレンジ出来ますね😄#50代
年齢を重ねたくさんの経験を積み重ねたからこそ、伝えられることは増えるはず。
Webライターは年齢に関係なく、いつからだってキャリアアップできます。
ネット広告市場は拡大している
ネット広告市場の拡大に伴い、Webライターの需要増加が見込まれます。

2021年に初めてインターネット広告費はマスコミの広告費を追い抜きました。

マスコミ四媒体とは、新聞・雑誌・ラジオ・テレビです。
実際多くの企業がネット広告を積極的に活用しており、サイト内記事をWebライターに外注してますね。
このようにネット広告市場の拡大にともなって、Webライターの需要は高まっています。
動画・音声コンテンツとはユーザー層が違う
動画・音声コンテンツなどが人気とはいえ、それらと文字コンテンツではユーザー層が違います。
動画コンテンツなどは、情報を得るときの手軽さや視聴のしやすさから人気があります。

たとえば聞き流しができるとか!
一方で文章を読むことが好きな人や、情報収集の方法として文章を好む人がいるのも確かです。
より詳しく、よりアカデミックに学びたい人は活字のほうが好きなことが多いでしょう。
というのもYouTubeなど動画コンテンツはエンタメ要素が強くなるから。
また文字コンテンツには下記のメリットもあります。
文字コンテンツのメリット
- 検索が簡単
- 知りたいところがすぐ見つかる

動画には詳細な目次がないですらね!
このように文字コンテンツは、動画・音声とは異なるユーザー層に向けた情報発信で、Webライターに需要があるといえます。
Webライターの案件はなくならない
Webライターの案件がなくなることはありません。
というのもWebライターの仕事は、情報発信が必要なあらゆる場面で求められるから。たとえば下記のとおり。
- 文字起こし
- 台本作成
- 動画のシナリオ作成
Webコンテンツをつくるうえで、動画や音声だけを配信することは少ないです。
実際は動画・音声・画像・文字をうまく組み合わせていくことが多いでしょう。
コンテンツの多様化で、文章だけでなく画像や動画などの制作が必要となり、Webライターにとっては新たな案件の可能性が生まれています。
AIライティングはまだ人間に勝てない
AIライティングは、まだ人間に勝てないと言えます。
AIと人間の得意分野
- AI → 商品紹介や単純な文章の生成
- 人 → 専門的な分野、完成や経験が必要な文章
AIの文章生成技術はすごく進歩してますが、それでもなお人間の表現力や感性、洞察力には及びません。
たとえば下記は「努力の質と量はどちらが大切ですか?」とAIに質問をした答えです。

文章そのものは自然ですが、下記の欠点があります。
- 1次情報がない
- ありきたりな文章
- 漢字が多く、文章が堅い
最終的には人による手直しが必要です。
AIにWebライターの仕事が奪われるというのは極論で、正確には「一部をAIに代行してもらう」が正しいでしょう。
飽和の理由は未経験者が増えてるだけ
Webライター飽和の理由は、未経験者の増加によるものです。
Webライターの仕事はPCやスマホがあれば自宅でもできるので、手軽に始められます。
webライターが増えた理由
- 副業の解禁
- コロナ禍による在宅ワークをする機会が増えた

ぼくがWebライターを始めたきっかけも、その手軽さでした!
「手軽に始められる=辞めるのも簡単」なので、飽和しているからといっても諦めることはありません。
一つひとつ丁寧に仕事をこなしていけば、それだけでも十分な差別化になります。
Webライターで身につくスキルには汎用性がある

Webライターをしていると汎用性のあるスキルが身につけられます。

あなたの新しい武器になるかも!
Webライターで身につくスキル
- コミュニケーション能力
- Webマーケティングスキル
コミュニケーション能力があがる
Webライターをするとコミュニケーション能力があがります。
というのも文章だけで読者の心を掴むためには、相手の立場に立って分かりやすい表現を使わないといけないから。

中学1年生でも分かるレベルが目安です!
専門的なことを理解してもらうには、最低でも以下のことを意識しないといけません。
- 読者の知識レベル
- 読者が知りたいこと
- 文章のノイズをなくす
たとえばぼくは医療関係の仕事をしていて、Webライターを始めてから患者さんに医学を伝えることが得意になりました。結果、「分かりやすい!」と信用してもらいやすくなりました。
このようにWebライターができれば、営業や接客など実際のお仕事場面でも役立ちます。
Webマーケティングのスキルが身につく
Webライターの経験があると、Webマーケティングのスキルが自然と身につきます。
Webライターにとって究極の仕事は「読者に行動を促すこと」です。
そのためにはSEO対策、読者ニーズの把握、魅力あるタイトル作成が必要となります。
読者のニーズから記事という商品をつくる過程はマーケティングそのもの。
マーケティングスキルはどの業界・職種でも役立つので、とても使い勝手がいいです。

経営者のスキルって感じだね!
必要とされるWebライターに必須のスキルと知識

身につけたいスキルと知識
- 専門分野の知識
- ライティングスキル
- WordPressのスキル

むずかしそうだなぁ...
一つひとつ確実にすれば大丈夫!

専門分野の知識
Webライティングにおいて、特定の業界やテーマに関する専門知識があると便利です。

なんで?
高単価な案件を契約しやすくなるからだよ!

Googleは「E-A-T(イーエーティー)」を重視しています。
E-T-Aとは?
- Expertise → 専門性
- Authoritativeness → 権威性
- Trustworthiness → 信頼性
つまり特殊スキルや専門的な資格があるライターに書いてもらうと、その記事はGoogleから評価され検索上位になりやすいということです。

読者からも信頼されやすいね!
クライアントもそのようなライターと契約したいので、専門領域があると安定的に案件を契約できるでしょう。
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
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Webライターになるには資格は必要?スキル別におすすめ資格を紹介
ライティングスキル
これは当たり前の話ですが、ライティングスキルは必須です。
- SEO
- 構成づくり
- キーワード選定
- セールスライティング
一口にライティングスキルと言っても、ざっとこれくらいは必要。

た、たくさんあるね...
でも安心してください。なにもいっぺんに身につける必要はありません。
ライター案件一つひとつに丁寧に向き合えば、次第に身についていきます。
勉強ばかりして頭でっかちになるより、実践で学びつつ成長するのが一番です。
WordPressのスキル
WordPressの操作ができると、単価が高い案件を契約しやすくなります。
- スキルなし → ワードで納品
- スキルあり → 公開できる直前の状態で納品
つまりWordPressスキルがあればクライアントの手間を減らせるので、より付加価値がある仕事ができるというわけですね。
実際クラウドワークスではこのような案件が割とあります。


脱初心者ライターって感じだね!
最近では多くの企業・ブロガーがWordPressでサイトをつくっているので、ぜひに身につけておきたいスキルです。
必須スキルと知識をアップデートする方法

スキルを身につける方法
- ライティング講座を受ける
- 専門性のある資格を取得する
- WordPressでブログ運営をする

必要なスキルはわかったけど、どうやって身につけたらいい?
本章ではスキルをアップデートする方法を解説します。
ライティング講座を受ける
ライティングスキルを手っ取り早く学ぶには、講座を受けるのがおすすめ。
というのも基本的なことから応用編までスキルを網羅的に学べるから。
おすすめのライティング講座がこちら。
おすすめのライティング講座
どの講座でもプロの添削を受けられます。受講中に案件の斡旋もあるので、学びつつお金がもらえるのは最高の環境です。
パーソナルWebライティングスクールでは無料体験で課題添削もしてもらえます。
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【無料体験あり】パーソナルWebライティングスクールの特徴と強み
専門性のある資格を取得する
おすすめの専門資格
- 不動産→宅地建物取引士
- 旅行→国内旅行業務取扱管理者
- 金融→ファイナンシャルプランナー

国家資格とかムリ!
上位資格を取るに越したことはないですが、比較的受けやすい民間検定でもOK。
ライターの種類 | オススメの資格 |
美容ライター | コスメコンシェルジュ ネイリスト検定 |
食ライター | 食生活アドバイザー 野菜ソムリエ |
旅行ライター | 世界遺産検定 日本遺産検定 |
「◯◯専門ライター」として活動しつつ、Twitterもしていればブランディングにもなります。
WordPressでブログ運営をする
自分のブログがあれば操作スキルを学びながら、ポートフォリオとしても活用できます。
くれぐれも気をつけたいことは、「WordPressで」ブログ運営をすること。
繰り返しになりますが、案件にはWordPressを扱ったものが多いです。
「はてなブログなどの無料ブログに掲載する記事を書いてほしい!」なんてことは、ほぼありません。
将来的に「ライター収入+ブログ収入」のダブルインカムを目指せるとステキですね。
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
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未経験からWebライターするなら、ブログで稼げる額を大きくできる
よくある質問

Webライターの今後の需要は?
文字情報を扱うWebライターの仕事は今後もなくなりません。
たしかに動画や音声コンテンツの台頭がありますが、とはいえ文字起こしやシナリオ作成など、それに付随した案件が増えていることも事実です。
もっといえば動画や音声だけを発信するというよりも、一記事のなかで文章とあわせて発信することも往々にあります。
ネット広告市場も拡大しており、今後の需要は見込まれるでしょう。
Webライターの平均月収はいくら?
働き方は人それぞれなので正確な平均月収を伝えることはむずかしいですが、副業なら月2〜3万は割と再現性があります。
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
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Webライターの年収を解説!収入アップ方法と高単価ジャンルも紹介
まとめ

今回は「Webライターがオワコンと言われる理由とその将来性について」でした。
本記事のおさらい
- Webライターの仕事がなくなることはない
- Webライターで身につくスキルには汎用性があって便利
- スキルアップをすれば、Webライターの将来性は十分にある
Webライターがオワコンと言われる理由は色々とありますが、その本質はライターがスキルアップを怠けてしまうことです。
スキルアップをしていけば将来性は確実にあります。
たとえばパーソナルWebライティングスクールでは、無料体験ながら十分スキルアップできるサービスを提供しているので、腕試しに受けてみてはいかがでしょうか?。
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ほいじゃ!