Webライター

Webライターが知っておきたいコピペチェックツールと5つの対策

この記事で解決できること

  • 納品記事のコピペチェックはどうやるの?
  • オススメのコピペチェックツールはある?
  • コピペチェックに引っかからない方法が知りたい!

ライティングを仕事にするWebライターにとって、クライアントがするコピペチェックには引っかかりたくないところ。

とはいえ自分では意図せずとも、チェックに引っかかり修正依頼がくることはしばしばあります。

そこで本記事では以下をまとめました。

本記事の内容

  • おすすめコピペチェックツールとその使い方
  • コピペチェックに引っかかる理由と対策

上記を実践することでクライアントからの信用を守り、つぎの仕事にも繋がりやすくなるはず。

Webライターにおすすめコピペチェックツール【無料】

Webライターが質の高い記事をつくるには、コピペチェックが必要不可欠。

そこでおすすめのツールがCopyContentDetector(CCD)です。

CCDの特徴

  • 無料
  • チェックに回数制限なし
  • 無料版では4,000字までチェック可
ひびき

有料版もありますが、無料版でも十分です!

もし4,000字を超える記事の場合は、分割してチェックするようにしましょう。

CopyContentDetectorの使い方

使い方の流れ

  1. CopyContentDetectorにアクセス
  2. チェックしたい文章を入力する
  3. 判定結果を見る
ひびき

1分あればチェックできます!

CopyContentDetectorにアクセスできたら、【調査対象テキスト】にチェックしたい文章をコピペして、チェックを始めます。

調査対象テキストに文章をコピペして、チェックを始める

チェックが終わるとメッセージが出ます。

チェックが終わるのを待つ

チェックが完了したら、ページを再読み込みします。

読み込みのアイコンをクリック

ページを下へスクロールすると結果が出てるので、【詳細表示】をタップしましょう。

詳細表示をタップ

類似度判定とは?

類似度判定では検索エンジンに認識されている記事とくらべて、どれだけ文章が似ているかが分かります。

他記事をリライトしただけの文章かをチェックできる項目で、表記ゆれにも対応してる!

ひびき

目標は50%以内、理想は30%以内です!

ちなみに本記事を4000文字以内でチェックした結果、類似度は5%でした。

本記事の類似度は5%

一致率判定とは?

一致率判定はネット上にある記事とくらべて、どれだけ同じ単語が使われているか数値化した判定です。

文脈やニュアンスの違いには対応しておらず、単純に被っている単語を判定しています!

ひびき

目標は50%以内、理想は30%以内です!

ちなみに本記事を4000文字以内でチェックした結果、一致率は23%でした。

本記事の一致率は23%

テキスト間判定とは?

テキスト間判定とは、あなたが過去にCopyContentDetectorでチェックした文章とくらべて似たような文章がないかをチェックできる項目です。

どんなときに使うの?

たとえば下記を知りたいときに便利です。

  • 過去に書いたブログ記事と同じ内容になっていないか?
  • 過去に納品した記事とダブっていないか?

同じ記事をリライトして何度もチェックすると、テキスト間判定の数値は高くなります!

コピペチェックで目指したい一致率の目安

業界共通のルールはなく、クライアントによって判断は違います。

とはいえ調べる限り、「一致率が30%以内」が理想のようです。

Webライターがコピペをしてはいけない理由3つ

コピペをしてはいけない理由

  • 著作権法に違反する
  • グーグルで上位表示されなくなる
  • クライアントからの信頼がなくなる

それぞれ解説します。

著作権法に違反する

他人の文章や画像を無断で使うことは、著作権法で禁止されています。

違反すると処分されるリスクがあるので、悪質なコピペは避けましょう。

もし他サイトの文章を使いたいときは、引用先を明記すればOK。

公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行われるものでなければならない(著作権法第32条)

法令リード

ツイートの埋め込みはどうなの?

埋め込みは大丈夫だよ!

ひびき

なぜなら埋め込み機能はTwitter社がサービスとして提供しているものだから。

とはいえ、スクショ転載はNGなので注意してください。

Googleで上位表示されなくなる

Googleは記事のオリジナリティを評価して、検索順位を決めてます。

そのためコピペ記事は、すぐにGoogleバレて上位表示されなくなるでしょう。

無断複製されたコンテンツ自体は高品質のサイトからのものであっても、サイト独自の役立つサービスやコンテンツが他になければ、ユーザーに付加価値を提供することはできません。場合によっては、著作権侵害にあたるおそれもあります。また、多数の有効な法的削除リクエストが提出された場合、サイトの掲載順位が下がることがあります。

無断複製されたコンテンツ– Search Console ヘルプ

厳しい言い方かもしれませんが、上位表示されない記事はクライアントにとって価値はありません。

クライアントからの信頼がなくなる

納品記事のコピーが判明した場合、クライアントから下記の対応をされることがあります。

  • 報酬なし
  • 契約解除

もし上記の状態になると、Webライターとしての今後の仕事にも影響が出る可能性があるでしょう。

ひびき

とはいえ、まずは修正依頼が来るのが一般的です。

Webライターが意図せずともコピペチェックに引っかかることがある

ぼくはコピペしてないから大丈夫!

その意識がなくても、引っかかることあるから気をつけて!

ひびき


ネットはたくさんの情報に溢れています。

本当にあなたが自力で書いた記事でも、下記のように既存記事と似てしまうことは十分ありえるでしょう。

  • 比喩
  • 語彙
  • 言い回し

残念ながら、どんなにがんばっても100%オリジナルの記事はムリです。

納品した後にクライアントからコピペ疑惑を持たれないために、納品前のコピペチェックを習慣にしましょう!

コピペチェックに引っかかる原因3つ

コピペチェックに引っかかる原因

  • 参考にしている記事が少ない
  • 専門的なジャンルを書いている
  • 競合記事が多いジャンルを書いている

それぞれ解説します。

参考にできる記事が少ない

参考にできる記事が少ないと、ついその文章に寄せられてしまいます。

なぜなら情報が少なければ思考材料が足りなくなるからです。

思考材料が足りなければ、オリジナル性のある文章や体験談を書き加えることは難しくなるでしょう。

ひびき

逆をいうと上記を解決できるなら、それはあなたのハイパー得意分野になるということです!

専門的なジャンルを書いている

専門ジャンルでは専門用語や技術的な表現が多く、コピペチェックに引っかかる可能性が高くなります。

また専門用語を噛み砕いた表現でさえ、似通っていることは珍しくありません。

たとえば下記の文章をチェックしてみましょう。

NFTとは非代替性トークンという意味で、唯一無二のデジタル作品です。

こちらが結果です。

類似度50%、一致率61%

競合記事が多いジャンルを書いている

競合記事が多いジャンルではすでに同じような情報や表現が多用されていて、それがコピペとして判定されることがあります。

競合が多いジャンル例

  • 美容
  • 旅行
  • グルメ
  • 暮らし

たとえば商品のレビュー記事を見ていると、似ているフレーズをよく目にします。

また上位表示される記事は互いに分析しながら書かれているので、構成・言い回し・使われる情報源が似ることはある程度仕方がないことといえます。

コピペチェックに引っかからないようにする対策5つ

コピペチェックに引っかからないようにする方針は2つです。

  • 一致率が高い文章をなくす
  • 一致率が低い文章を加える

本章では上記の方針から具体策をそれぞれ解説します。

コピペチェック対策

  • 別の言葉に言い換える
  • 記事にオリジナル情報を加える
  • 一致率が高い見出しを削除する
  • 執筆中は競合記事を見過ぎない
  • リサーチと執筆をする時間に間を空ける

別の言葉に言い換える

同じ内容でも言い回しを変えることで、コピペチェックの検知を回避できます。

たとえば先ほどのNFTの説明を、言い回しを変えてチェックしてみましょう。

NTFとは、シリアルナンバー付きで取引可能なデジタル作品です。

類似度0%、一致率54%

別の言葉に言い換えるだけで、一致率は「61%→54%」に改善できました。

語彙力がない人はどうしたらいい?

そのような人はWeblio類語辞典で、似た意味の言葉を探してみましょう。

記事にオリジナル情報を加える

オリジナル情報を記事に加える方法もあります。

一致しづらい文章を付け加えることで、記事全体の一致率を下げるのが狙いです。

オリジナル情報を加えるメリット

  • コピペされづらい
  • 他記事と差別化できる
  • 記事の内容に奥行きが出る
  • Googleから評価されやすい

オリジナル情報は下記のものがあります。

  • 画像
  • 取材内容
  • 体験談や失敗談

ここでまたNFTの説明文に原体験を書き加え、チェックしてみましょう。

NTFとは、シリアルナンバー付きで取引可能なデジタル作品です。ぼくが初めてNFTを買った理由は、保有者限定の特典に魅力を感じたからでした。

類似度33%、一致率28%

一致率が「54%→28%」になりました。

一致率が高い見出しを削除する

つぎの対策は「一致率が高い見出しとその内容を削除する」です。

効果バツグンの方法です。

手順

  1. 見出しごとにコピペチェックする
  2. 一致率が高い段落を削除する

とはいえこの方法はせっかく書いた文章を削る、Webライターにとって寂しい作業でもあります。

もしかしたらその段落は、記事になくてはならない内容のこともあるかもしれません。

場合によっては一致率が条件まで下がらなくてもOKになることがあるので、クライアントに相談してみましょう!

執筆するときに競合記事を見過ぎない

ライティング中に競合記事を見ないことも大切です。

もちろん他のサイトを分析することは誰でもあるでしょう。

とはいえ執筆中のときまでずっと見てると、そのサイトの文章や表現方法に寄ってしまうことがあります。

対策

  • 大切なポイントだけメモしておく

オリジナルな視点で記事を書くためにも、執筆中は競合サイトに目を向けるのは最小限にとどめ、あなたが持つ知識や情報を活用して記事を執筆することが重要です。

リサーチと執筆をする時間に間を空ける

競合分析したときに印象的な記事があると、その文章に引っ張られちゃう...

このような人はリサーチを終えたあと、気分転換などを挟んでしばらく時間を空けてから執筆に入るのがオススメ。

空いた時間に情報を整理することで、自分の言葉で表現しやすくなります!

たとえば「リサーチ→構成」まで済ませたら、それを一晩寝かせて翌日以降に執筆に取りかかる方法がありますね。

でもそれだと空いた時間がモッタイナイ...

その時間に情報収集したらいいよ!

ひびき

記事の中にはイートを埋め込んだり、一次情報を引用することがありますよね。

そういった肉付けとなる材料を集める時間にすると、時間を有効に使えます。

コピペ疑惑を持たれる文章と表現

記事のなかで急に語彙や文体が変わっているところがあると、コピペを疑われる可能性があるので注意が必要です。

ひびき

これにはぼくもハッとさせられました!

というのも文章のリズムや漢字とひらがなのバランスを考えたときに、書き方を意図的に変えていることがあるからです。

たとえばこのような感じです。

  • 文章の中で or 文章のなかで
  • 分かります or わかります
  • Webライター or ライター

特に目的がなければ、一貫性のある文章を心がけましょう!

まとめ

本記事ではおすすめのコピペチェックツール「CopyContentDetector」についてや、コピペチェックに引っかからないようにする対策について解説してきました。

コピペチェック対策

  • 別の言葉に言い換える
  • 記事にオリジナル情報を加える
  • 一致率が高い見出しを削除する
  • 執筆中は競合記事を見過ぎない
  • リサーチと執筆をする時間に間を空ける

これらの対策をすることで、一致率が下がりコピペチェックをパスしやすくなります。

また、もしクライアントからコピペチェックを依頼されなくても納品前には自分でチェックするようにしましょう。

チェックの習慣が身につくと、独自性のある記事が書けるようになってくるはずです。

ひびき

ほいじゃ!

  • この記事を書いた人

ひびき

どうも、30代ソロ男「ひびき」です。 「自分で自分の幸せをつくる」をモットーに怒涛の毎日を過ごしてます。

そんなぼくの夢は、ソロ活でオーロラを見ること! そのために英語学習したり、旅行資金を貯めるために投資とWebライターしてます。

本ブログでは活動中に気づいた、これは伝えたい!こうすれば夢が近づく!ということを紹介しています。

Twitterもぜひごらんください。

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