- オーロラ見たいけど、何月がベストなの?
- オーロラが見える条件や観測ポイントも知りたいな!
今回はこのような方に向けた記事です。
どうもこんにちは、ひびきです。
「40才の誕生日をオーロラ観測しながら過ごす」ことが夢で、英語の勉強をしたり、旅行資金を貯めるためにブログやWebライターをしてます。
オーロラツアーには50万の大金がいる一方で
»オーロラを見るための費用は1週間のツアーで約50万!【旅行】
現地で必ず見られる保証はないほど、オーロラは神秘的なものです。
とはいえ、ぼくのように「行くからには絶対見たい!」と思ってる人は多いはず。
そこで今回の記事では
- オーロラ観測ができる3つの条件
- オーロラが見える確率をあげる方法
についてまとめました。
オーロラを見るための条件は3つ
「一生のうちに一度は見たい!」と思えるオーロラ。
オーロラを見るにはオーロラベルトの下に行き、3つの条件を揃える必要があります。
オーロラが見える場所
オーロラを見るには、「オーロラベルト」という北緯60〜70°にある場所に行かないといけません。
オーロラベルトとはオーロラが発生しやすいエリアのことですね。
図を見ると北欧やカナダ、アラスカがそのエリアにあります。
オーロラツアーに行くとなると、北欧よりもカナダ・アラスカのほうがオーロラを見られる確率は高いです。
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というのも北欧よりもカナダのほうが年間降水量がすくないから。
あとせっかく海外に遊びに行くなら、現地の人と会話とかもしてみたいですよね。
そういう意味でも、英語がつかえるカナダやアラスカのほうがオススメ。
オーロラが見える条件3つ
星を眺めるのとおなじように、オーロラを見るときも暗く空が晴れてることが条件です。
- 夜
- 晴れてる
- 人工の光がない
夜の間ずっと起きておければいいのですが、とはいえ
- 日本からの長旅
- 昼間の観光
などでカラダは疲れてると思います。そんな状況でオールするのは割とハード。
「昼間に寝て夜に起きておく」という方法もありますが、それだとせっかくの海外旅行なのに損した気分になります。
もしポイントをおさえて鑑賞したいなら、「21時〜25時」くらいがいいでしょう。
ちなみに満月だとオーロラの輝きが弱くなるので注意です。もともとのオーロラの輝きが強ければ見えないことはないですが、狙い目としては三日月の日。
冬以外でもオーロラは見える
びっくりする人も多いですが、オーロラ鑑賞に季節は関係ありません。
冬でも、そして夏でも見ることができます。
とはいえベストシーズンは冬。なぜなら
- 夏は白夜の時期
- 夏の夜は時間が短い
というデメリットがあるからです。
白夜とは夜になっても薄明のまま朝をむかえてしまう現象のこと。
日本では考えられない現象ですが、北半球だと夏の
- 北欧
- アラスカ
- カナダ北部
などに起こります。
だから冬シーズンのほうがオーロラを見れる確率は圧倒的に高いです。
オーロラのレベル
- レベル1 → ぼんやりとしたものが見える程度
- レベル2 → 少し動きのある、色が薄いオーロラ
- レベル3 → 誰が見てもオーロラだと思えるレベル
- レベル4 → 動き・色・形がどれも鮮明
- レベル5 → 空一面に激しく動くオーロラ
色にもレベルがあります。オーロラと聞いてイメージしやすいのは下記のものかなと思いますが
実はもっと珍しいオーロラがあります。それが下の動画にあるピンクオーロラです。
35秒〜キレイなピンクオーロラが映ってます。オーロラが発生している高さが高いとこうなります。
で、次に珍しいのは紫。こちらはピンクと緑の間の高さでオーロラが発生したときの色ですね。
オーロラが見える確率をあげる方法
前半パートでは、オーロラが見える条件やオーロラレベルについてお話しました。
後半パートでは、オーロラが見える確率を上げる方法について解説します。
観測のコツ3つ
- 屋外で観測する
- 空を全方向見る
- 空を20分おきに観測する
室内や建物のなかだと光や建物、木などが邪魔になるので、鑑賞には不向きです。オーロラは自然現象なので
- どの方角でも発生するし
- 時間の経過とともに色や形が変わるし
- 現れては消えるを繰り返すだろうし
とにかく鑑賞の方角や時間を固定しないほうがいいですね。
外は寒くてツラいかもですが、定期的に外に出て360°ありとあらゆる方向を見るようにしましょう。
あと気をつけておきたいことは、レベル2や3のオーロラが見れたからといってオーロラ鑑賞をやめないことです。
というのも、次のパラグラフで説明する「オーロラ爆発」が起きて空一面に激しく揺れ動くオーロラが出現することがあるから。
オーロラ爆発を見逃さない
オーロラ爆発とは「オーロラレベル5」で見られるものです。
あまりピンとこないと思うので、動画で見てみましょう。
せっかくならこういう自然の大神秘を見てみたくないですか?
しかし残念なことにオーロラ爆発はそう長くつづきません。5分〜20分ほどでもとの静かな状態にもどっていきます。
1つ前のパラグラフで「観測は20分おきにしましょう」とお話しました。
この理由のひとつがオーロラ爆発を見るためです。20分おきがむずかしければ、30分おきとかでもいいので、繰り返し外に出てみましょう。
おすすめオーロラ予報アプリ
もし観測の途中で仮眠をとりたいなら、オーロラ予報でオーロラが出るだろう時間帯をチェックしておきましょう。
たとえばこちら。
My Aurora Forecast & Alerts
JRustonApps B.V.無料posted withアプリーチ
位置情報をオンにすると、現地のオーロラ出現確率を
- 分単位
- 時間単位
で教えてくれます。
これをつかえば出現するだろう時間の前にアラームをセットできるので、仮眠をとりつつも鑑賞タイミングを逃すことはありません。
英語表記なので、つかう練習を事前にしておくといいかも。
飛行機の中からオーロラを見る
ここまでオーロラを見るためのポイントをお話してきました。
とはいえ身も蓋もない話をしますが、所詮オーロラは自然現象です。現地滞在中に100%見れる!とはいえません。
そこで最終手段をお伝えします。それは「行き、あるいは帰りの飛行機の中からオーロラを見る」です。
消灯後の機内、暗い中でふと目が覚め窓シャッターを開けるとまだ夜。
— ながらりょうこ (@fzzrymm) February 8, 2023
星が綺麗だけど、なんだかぼんやり雲がかかっているような…こんな上空に…?と眺めていたら添乗員さんが「オーロラですよ」と教えてくれた。
地球すごいな!! pic.twitter.com/fH5ASe3Dtg
飛行機の中からであれば
- 雲がない
- 障害物がない
という最高の状況でオーロラ鑑賞ができます。ポイントは下記のとおり。
- 北極圏側の席に座る
- 「翼の上の席以外の席」に座る
翼の上の席だと翼が障害物になるので、翼よりも前か後の席を取るようにしましょう。
窓際、かつ北極圏側の席を予約することもお忘れなく。
ということで、今回の記事はこれでおわり。
ほいじゃーね٩( ᐛ )و