この記事で解決できること
- 何を伝えたいのか自分でさえ分からなくなる
- Webライターを始めたけど、執筆が進まない
- 分かりやすいライティングの型を知りたい
分かりやすく魅力的な文章は、PREP法で簡単に書けます。
シンプルな型をなぞるだけで、クライアントと読者の心を鷲掴みできるでしょう。
本記事では現役Webライターのぼくが、PREP法の書き方から活用法まで分かりやすく解説します。
本記事の内容
- Webライティングの基本型「PREP法」とは
- PREP法のWebライティング活用法
- PREP法のデメリットと対策
本記事を読めばライティングに自信がつき、案件をサクサクこなせるようになりますよ。
Webライティングの基本型はPREP法
文章構成のひな形はPREP(プレップ)法がオススメです。
PREP法の構成
- Point → 結論
- Reason → 理由
- Example → 具体例
- Ponit → 結論を念押し
なぜならPREP法はどんなジャンルでも使えるうえに、型をなぞるだけで読まれる文章を簡単につくれるから。
実際にこの見出しもPREP法を使って文章を書いてます。
このようにPREP法を知っていれば、ライティングはなぞるだけの作業ゲームです。
ちなみにPREP法は、下記のシーンでも利用されてますね。
- ブログ
- 企業サイト
- ビジネス資料
- テレビニュース
PREP法のメリット4つ
PREP法のメリットは4つあります。
PREP法のメリット4つ
- 最初に結論があるから伝わりやすい
- 根拠づけされてるから説得力がある
- 具体例があるからイメージしやすい
- 結論が2回あるから記憶に残りやすい
上記メリットから、内容に一貫性が生まれ、論理的な文章を誰でも簡単につくれます。
最初に結論があるから伝わりやすい
1つ目のメリットは、最初に結論を書くことで読者の興味を引きつけられることです。
良い例が話の長い校長先生です。何を言いたいか分からず、ウンザリした経験がある人は多いはず。話が短く分かりやすければ生徒はハッピーです。
このようにまず結論を伝え、内容をシンプルにすれば、読者は「読んでみようかな?」という気持ちになってくれます。
その後の文章が理解しやすくなる助けにもなります!
根拠づけされてるから説得力がある
次のメリットは、結論に根拠を付けることで説得力がアップすることです。
- あなたの実績
- 専門家の意見
- 信頼性のあるデータ
上記を書けば記事全体の信頼が高まり、読者は安心して読み進めることができます。
Point
- 具体的な数字を入れる
- 公的機関の情報を使う
- 公式サイトからデータ引用する
正確な情報を取り入れましょう!
そうすることで説得力がさらに増します。
具体例があるからイメージしやすい
3つ目のメリットは、具体例を示すことで読者の想像力が膨らむことです。
シンプルに伝えるために言葉を簡略化してしまうと、表現が抽象的になるデメリットがあります。
そこであなたが伝えたい内容の具体例を書き加えます。
たとえばこのような感じです。
ライティングにPREP法は必須です。なぜなら誰でも簡単に分かりやすい文章を書けるから。たとえば結論を最初に書くことで、内容をシンプルにできます。このようにPREP法は執筆が思うように進まない初心者Webライターにおすすめのツールです。
具体例を書き込めば、読者の理解度もより深まるでしょう。
結論が2回あるから記憶に残りやすい
最後のメリットは、結論を2回伝えるため読者の記憶に残りやすいことです。
というのも人は話の始まりと終わりを記憶しやすい特徴があるから。
たとえば授業の中盤は中だるみしていても、最初と最後はとりあえず起きておこうというのも同じですね。
要点を2回念押しすることで、読者は内容を整理しやすく記憶に留めやすくなります。
PREP法をより効果的にする2つのコツ
PREP法は簡単そうだし、ぼくにもできそう!
じゃあPREP法をより効果的にするテクニックを紹介するね!
PREP法を使うときのコツ
- 読者視点を大切にする
- SEOキーワードを散りばめる
それぞれ解説します。
読者視点を大切にする
読者視点を持つと記事の価値が高まります。
なぜなら読者の疑問がなくなり、あなたの主張がすんなり受け入れられるからです。
具体的には、反対意見への回答を先回りして書いてみると良いでしょう。
ライティングにPREP法は必須です。なぜなら誰でも簡単に分かりやすい文章を書けるから。たとえば結論を最初に書くことで、内容をシンプルにできます。もちろん全てのシチュエーションで使えるわけではないですが、それに対しては対策があるので安心です。PREP法はおすすめの型なので、ぜひ使ってみてください。
このようにすることで、読者ファーストの記事になります。
上記の対策については後述しますね!
SEOに強いPREP法にする
キーワードを文章に組み込むことで、SEOに強い文法になります。
キーワードは案件受注時にクライアントから提示されるのが一般的です!
たとえば「PREP法」「ライティング」がキーワードなら、このような感じです。
ライティングにPREP法は必須です。なぜなら誰でも簡単に分かりやすい文章を書けるから。たとえば結論を最初に書くことで、内容をシンプルにできます。このようにPREP法は執筆が思うように進まない初心者Webライターにおすすめのツールです。
上記の方法をSEOライティングといい、クライアントに高く評価されます。
Point
- 共起語を加えれば、SEO効果がより高まる
共起語とはキーワードと一緒に使われやすい言葉のことで、共起語検索で調べられます。
こちらの記事でも紹介しています。
-
【無料ツール14選】Webライターの作業工程ごとに厳選紹介!
PREP法のWebライティング活用法2つ
簡単に論理的な文章が書けるPREP法は、いろんな場面で活用できます。
PREP法の活用例
- 構成づくり
- リード文づくり
特に構成づくりは記事の生命線と言える作業なので、とても大切です。
PREP法を使った記事構成づくり
PREP法は記事の構成づくりでも使えます。
本記事もPREP法を意識して構成をつくりました!
「構成づくり=目次づくり」と言え、記事のアウトラインをクライアント・読者に示す大切な工程。
良い構成ができると執筆スピードが格段に上がるので、チャレンジしてみてくださいね。
PREP法を使った構成のつくり方は、こちらの記事でくわしく解説しています。
-
【初心者Webライター向け】読者ニーズに応える構成案のつくり方
PREP法を使ったリード文づくり
PREP法はリード文でも使えます。
たとえばこんな感じです。
リード文をつくるコツ
- 最初のPointには読者の顕在ニーズを書く
- 最後のPointには読者の潜在ニーズを書く
冒頭で読者の悩みや疑問を書き、興味を引きつけます。
そして最後に読者が持つ理想の将来像を示すことで、記事を読むワクワク感を高められるでしょう。
PREP法を使ったリード文の書き方はこちらの記事をどうぞ。
-
【Webライター必読】リード文書き方のコツはPREP法を使うこと
PREP法のデメリットと対策
PREP法の有用さは分かったけど、気をつけることはある?
PREP法のデメリット
- 長文に不向き
- 機械的な印象を与えることがある
- PREP法が使えないシチュエーションがある
対策も交えて、それぞれ解説します。
長文に不向き
PREP法は長文を書くときには不向きです。
- 伝える情報量が多い記事
- 伝えるトピックが多い記事
そこで長文を書くときにはホールパート法をおすすめします。
ホールパート法とは?
- Whole → 全体像
- Part → 具体的な内容
- Whole → 全体像
ホールパート法を使った例文がこちら。
Webライターの魅力は3つあります。
- 1つ目は、会社に縛られない働き方ができること
- 2つ目は、パソコンがあればその日から始められること
- 3つ目は、特別な知識やスキルがない未経験者でもできること
上記の理由から、Webライターはこれから副業を始めたい方におすすめの仕事です。
本記事だとH2見出しの内容を書くときに使ってます。
機械的な印象を与えることがある
PREP法を使いすぎると、機械的な印象を与えかねないので注意してください。
なぜなら論理的な構成を重視するため、執筆者の人柄など人間味がなくなってしまうからです。
そのようなときは以下の対策がオススメ。
対策3つ
- 事例に自分の経験談を入れる
- 文末のバリエーションを持つ
- 接続詞にバリエーションを持つ
文末のバリエーション
- 〜です
- 〜ます
- 〜でしょう
- 〜してくださいね
- 〜かもしれません
体言止めにする方法もありますよ!
接続詞のバリエーション
- なぜなら
- とはいえ
- ところで
- というのも
- それでもなお
「接続詞 バリエーション」でググったら、たくさん出てきます!
このように文章の工夫や語り口の柔軟さによって、人間らしさや魅力を演出できます。
PREP法が使えないシチュエーションがある
PREP法が使えないシチュエーション
- 理由を説明するとき
- メリット・デメリットを説明するとき
上記の内容をPREP法で書こうとすると、「理由の理由」を深堀りすることになり訳がわからない文章になります。
このような場合はPREP法の「R」を除いて、「結論→具体例→結論」の順で書けばOK。
PREP法を使ったライティングの練習方法
おすすめの練習方法はTwitterです。
1ツイート140文字の制約がある中で文章を書くのは良い練習になります。
今日は「産業革命」について勉強しました。というのも、ふだん読んでる本やnoteに割と出てくるんですよね。社会の流れや歴史みたいな一連の系譜から目の前の出来事を考えることって、発信活動をするなら大切かなと。こんなことしてるの言うのはちょっと恥ずかしいですが、でも楽しいです😌 pic.twitter.com/o0vDP8duBd
— ひびき🍀 (@hibikism005) December 17, 2022
アウトプットすることで自分のスキルになりますし、「いいね」はあなたの文章への成績表となり、成長を実感しやすいですよ。
フォロワー獲得にも繋がります!
まとめ:PREP法でライティングに自信をつけよう
PREP法を使えば、誰でも論理的な文章が書けるようになります。
方法は型をなぞるだけ。とても簡単です。
本記事のまとめ
- PREP法は、「結論→理由→具体例→結論」の順で書く
- 読者からの意見に先回りして答えると、読者ファーストのPREP法になる
- PREP法が使いづらいシチュエーションのときは、「結論→具体例→結論」の順で書く
一度ライティングの型が身につけば、記事構成やリード文づくりにも応用でき、作業効率がグンと捗ります。
ぜひ本記事の内容を実践して、Webライターのスキルを高めてくださいね。
ほいじゃ٩( ᐛ )و