この記事で解決できること
- もっと楽に記事の質を高めたい!
- 執筆と校正に時間がかかり過ぎて挫折しそう!
- Webライターを始めたら、プライベートの時間がなくなった!
効果的なツールを使えば、作業効率や記事の質がグンとあがります。
とはいえツールを探せど、種類が多くてどれを使うべきか迷うことも多いでしょう。
そこで本記事では、現役Webライターのぼくが実際に使っている無料ツールをWebライティングの作業工程ごとに紹介します。
本記事を読めば、時給単価があがり、プライベート時間もつくれるようになりますよ。
ライティングスキルをあげ、クライアントから信頼されるWebライターになりましょう。
Webライターがツールを導入するメリット
ツールを導入するメリット
- 作業効率UP
- 記事の質が良くなる
- SEO対策が強化される
作業効率がアップするので、時給換算したときの稼ぎが多くなります。
クライアントからの信頼もあがり、継続案件もゲットしやすくなるでしょう。
特に下記の人はツールを積極的に使うべきかと。
1記事できあがるまでに、いくら頑張っても3日はかかってしまいます。
自分には向いてないのかな、と、たまに弱気になることがあります。
キーワード選定におすすめのツール
まずはキーワード選定です。
ツールで抽出できるもの
- 再検索ワード
- 月間検索ボリューム
- サジェストキーワード など
本チャプターで紹介するツール
ラッコキーワード
ラッコキーワードでは、サジェストキーワードの一覧を入手できます。
サジェストキーワードとは?
- ググるときに検索窓に表示される検索ワードのこと
実際にラッコキーワードではこのような感じで調べれます。
手当たり次第キーワードを探していくよりも、データを一括入手したほうが後々楽になりますよ。
キーワードプランナー
キーワードプランナーでは、ラッコキーワードで見つけたキーワードの月間検索ボリュームが分かります。
検索ボリュームを比較することで、検索上位を狙えそうなキーワードを見つけ出せます。
有料版のほうが精度の高い検索ボリュームが分かりますが、無料版でも十分な機能です。
▼手順1:ラッコキーワードの検索結果をコピー
▼手順2:キーワードプランナーの画面へ
▼手順3:コピーしていたワードを貼り付け、「開始する」をクリック
すると検索ボリュームの結果が出ます。
Point
- 目ぼしいワードをストックしておけば、次回以降キーワード選定の工程を省ける
GetKeyword
GetKeywordでもサジェストキーワードと月間検索ボリュームが分かります。
たとえば「Webライター ツール」で検索した結果がこちら。
またGetKeywordでは、再検索ワードやよくある質問も抽出でき、検索意図の分析が簡単にできます。
読者ニーズや構成づくりにも役立つツールですね!
読者ニーズのリサーチにおすすめのツール
次は読者ニーズのリサーチです。
本チャプターで紹介するツール
- Yahoo!知恵袋
上記は匿名性が高いので、読者の本音が分かります。
特に潜在ニーズを調べるときに有用です。
Twitterでは想定読者はもちろん、あなたが執筆するジャンルで働いている人の発信からもヒントをもらえます。
たとえば「Webライター ツール」
で検索すると、こちらのツイートを見つけました。
【Webライター基礎知識】校正チェックツールは超有益。初心者ライターは文章書くので精一杯。納期ギリギリに納品すると誤字脱字や表記ゆれのチェックが疎かになる。眠い目で何回読んでも見つからないけど、ツールを使えば楽に誤りを発見できて目視のチェックも楽になる。初心者こそツールを使おう。
— えみ|副業ライター (@emi333888) May 15, 2023
上記ツイートからこのような潜在ニーズを設定できます。
- 眠いときには誤字脱字チェックに漏れが出ますよね
- 漏れがあるとクライアントからの信頼が落ちちゃいます
- でもツールを使えば漏れがなくなり、信頼があがるし
- 信頼があがると、単価交渉しやすくなります
「Webライターに必須のツールを知りたい」という単純なニーズより深堀りができ、深みのある記事ができるでしょう。
Yahoo!知恵袋
Yahoo!知恵袋では、想定読者がもっているリアルな疑問や悩みが分かります。
たとえば本記事の冒頭でも知恵袋にあった質問を載せましたよね。
このようにTwitterやYahoo!知恵袋を織り交ぜることで、読者ファーストの記事がつくれます。
話は少し逸れますが、読者の悩みを順に追っていく構成にすると没入感が増し、離脱率が小さくなりますよ。
情報収集におすすめのツール
早速ですが、ここでYahoo!知恵袋を使ってみます。
案件として表示される記事の内容が自分の知識にないものばかりです。例えば、不動産や航空関係、全然知らない著者についての記事など。やってみようとする気はあるのですが、内容が身近でなくうまく書けません。
解決策はライティングAIツール「ChatGPTを使う」です。
知らない情報を調べるときに、このような悩みを持ったことないですか?
- 何を調べたらいいか分からない
- ネット記事に書いてある意味が分からない
- 検索窓に何を打ったら知りたい情報が出てくるか分からない
でもChatGPで情報収集すると秒で解決するので、執筆に集中できるようになりますよ。
ChatGPT
手順
- ChatGPTで情報収集
- その情報をもとに執筆
- 参考サイトと照らし合わせ、情報の誤りを修正
ChatGPTは情報収集に優れたAIライティングツールです。
会話形式でやり取りでき、Googleのように検索に必要な言葉を打つ必要がありません。
たとえば飛行機パイロットになる方法についての記事を書くとしましょう。
「飛行機パイロットになるための方法を教えてください」と指示すると、下記の返事がきました。
ライセンスの種類が分からなかったので聞いてみました。
このような感じでAIが答えてくれます。
Googleだと表示された記事の中から必要な情報がありそうなものを選び、さらに読み進めないといけません。
でもAIならその手間がなく、とても楽です。
注意点
ChatGPTの情報には誤ったものも含まれています。そのため最終的には参考サイトを読み、情報の正確性を確認しましょう。
構成づくりにおすすめのツール
構成づくりでおすすめのツールは2つです。
このような方はぜひ使ってみてください。
- SEOに強い構成をつくりたい
- 網羅性のある構成をつくりたい
- 読者ニーズに応えられる構成をつくりたい
上記3つができるとクライアントのニーズも満たせるので、継続案件をもらいやすくなります。
継続案件をもらえたタイミングで単価交渉をしてみましょう!
構成のつくり方はこちらの記事で詳しく解説しています。
-
【初心者Webライター向け】読者ニーズに応える構成案のつくり方
共起語検索
共起語検索では、キーワードの共起語を調べられます。
共起語とは
- キーワードと一緒に使われやすい言葉のこと
関連性の高い言葉を抽出することで、コンテンツの論理的な構成に役立つでしょう。
また共起語をタイトルや見出し、本文中に使うことで、読者ニーズを満たしやすくなります。
使い方は検索窓にキーワードを入れるだけ。
ラッコツールズ
ラッコツールズでは、競合上位10サイトの構成を分析できます。
分析できる内容
- タイトル
- 見出し
- 文字数
URLも表示されるので、すぐにアクセスでき便利です!
ラッコツールズを使えば、記事に書くべきトピックを漏らすことなく集められ、網羅性を確保できますよ。
ライティングにおすすめのツール
執筆作業はGoogleドキュメントを使います。
なぜなら納品でこれを指定されることが多いからです。
Googleドキュメント
Googleドキュメントを使う理由5つ
- 無料で使える
- 校正ツールもある
- データ共有ができる
- データを自動保存できる
- 納品方法で指定されることが多い
Googleドキュメントでは編集履歴がクラウドに自動保存されます。
そのため、もし執筆途中にパソコントラブルが起きても安心です。
データはクライアントと共有でき、修正依頼のやり取りがとてもスムーズになります。
さらに執筆しながら自動的に誤字脱字チェックをしてくれるのも見逃せないポイント。
簡易的なチェックなので、最終的には専用ツールを使いましょう!
画像選定・加工におすすめのツール
ライティング作業が終わったら画像選定をします。
よく指示される画像選定シーン
- アイキャッチ
- H2タグの下
気をつけたいことは、選んだ画像が商用利用ができるかどうかです。
商用利用OKの画像を選ぶようにしましょう!
O-DAN(オーダン)
O-DAN(オーダン)は、フリーの写真素材を横断的に検索できるサイトです。
O-DANの特徴
- 複数サイトを一括検索できる
- 高品質でオシャレな写真が多い
- 商用利用可の素材に絞って検索できる
検索するときに「商用利用可の無料写真素材のみ」にチェックすれば、企業案件の記事にも使えますよ。
各画像サイトをひとつずつ周って画像を探す必要がなく、時短対策にもってこいです。
Canva(キャンバ)
Canva(キャンバ)は、画像加工におすすめのツールです。
豊富なテンプレートと素材があり、デザインの基礎知識がなくてもプロ並の作品を簡単につくれます。
直感的に編集ができます!
カテゴリも幅広く、SNSやビジネス資料の作成にも使えて便利ですよ。
詳しい使い方はこちらの動画をどうぞ。
校正・推敲におすすめのツール
記事づくりを終え、最後にするのは校正と推敲です。
ツールを使うメリット
- 表現力豊かな文章に修正でき、読者の満足度があがる
- 誤字脱字がなくなり、クライアントからの信頼が増える
文章校正ツールは、なぜ修正が必要なのか理由も解説してくれ、Webライターにとって正しい日本語を学ぶ場にもなります。
深夜眠たいときでもツールを使えば、作業は秒で終わり。
睡眠時間を確保するためにも校正・推敲のツールを取り入れましょう。
Enno
Ennoは無料で使える校正ツールで、あなたが書いた文章を正確かつ読みやすくしてくれます。
Ennoでチェックできること
- 文字化け
- 誤字脱字
- 変換ミス
会員登録なしで使えます!
教材で正しい日本語を勉強していくよりも、実践で学んでいった方が圧倒的に記憶に定着しやすいです。
weblio類語辞典
weblio類語辞典は推敲におすすめのツールです。
weblio類語辞典を使うメリット
- 単調な文章を魅力的な文章にできる
- ターゲットに刺さりやすい言葉を探せる
- 表現を変えれば、コピペチェック対策になる
「美味しい」で検索してみましょう。
もし「美味しい」を多用すれば単調な文章になりますが、上記の類語に書き換えれば深みのある文章が簡単にできます。
また言葉には流行り廃りがあるため、想定読者に合わせた言葉を選ぶのもアリでしょう。たとえばこんな感じ。
- 乙な味 → 年配者に刺さりやすいかな?
- 舌ざわりのより→マダムに刺さるかな?
コピペチェックにおすすめのツール
最後の工程はコピペチェックです。
記事のオリジナリティを保つ大切な作業なので、納品前に必ずチェックしてくださいね。
もしコピペ率が高いようなら、先ほど紹介したweblio類語辞典で表現のバリエーションを変えてみましょう。
CopyContentDetector
コピペチェックツールはCopyContentDetector(CCD)が使い勝手がいいです。
CCDの特徴
- チェックに回数制限なし
- 無料版では一度に4000文字までチェック可
1分ほどでチェックできます!
もし4,000文字を超えるときは、2回に分けてチェックしましょう。
コピペ率が高い記事はGoogleからペナルティを受けて、SEOで不利になります。
クライアントからの信頼がなくなるので気をつけましょう。
CopyContentDetectorの使い方とコピペチェック対策はこちらの記事で解説しています。
-
Webライターなら知っておきたいコピペ知識と無料チェックツール
その他おすすめツール
音声入力
スマホの音声入力を使えば運転中やスキマ時間でもサクッと執筆できます。
音声入力の精度は思いのほか高く、上記のとおり正しく入力できます。
Googleドキュメントの精度はメモアプリよりも高いです!
入力ミスがあっても、あとで少し修正すればOK。
パソコンを持ち運ばなくても作業ができ、時間をムダにすることがありません。
-
副業Webライターはスマホで可能!時間を有効活用できる案件と対策
大型モニター
大型モニターのメリット
- 誤字脱字に気付きやすい
- 記事の流れを把握しやすい
- 1画面でマルチタスクができる
Macディスプレイをお出迎えしたよー!デスクの組み立てに2時間もかかって、ほんとうに疲労困憊。でもワクワクが止まりません。これまで家だとPC作業に集中できないからカフェ篭りしてたけど、それももう卒業かな。引き続きオーロラ旅行に向けてがんばっていきます🥰 pic.twitter.com/PobCoRY2cl
— ひびき🍀 (@hibikism005) March 30, 2023
24インチのモニターでもOKですが、おすすめは27インチです。
というのも27インチなら、これひとつだけで「24インチモニター+ノートパソコン」のデュアルモニター並の作業ができるから。
一画面でのマルチタスクはもちろん、スクロールが少なくなり、ライティング中の記事の流れを頭でイメージしやすくなります。
まとめ
作業効率をあげるには、Webライティングの作業工程ごとに適切なツールを使うことが大切です。
ツールを使えば作業時間は短くなり、プライベート時間が増えるでしょう。
また記事の質は格段に良くなり、クライアントの信頼もうなぎ登りです。
きっと継続案件の獲得や単価交渉がしやすくなるはず。
ぜひ本記事で紹介したツールを使い、Webライティングのスキルアップに役立ててくださいね。
ほいじゃ!